今、わたしに最も必要なことは「今を生きる」ことだと思います。
なぜならば、過去の失敗や経験から得られたネガティブな感情に浸っていると、前に進めず、そして、過去に生きることは「今」をおざなりにしているから。
「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」
そんな気がするのですが、人間は習慣化されたことって、なかなか簡単に手放せないですよね。
ということで、過去の感情データを置いていくということを目的に、私がここ数年間歩んだ道のりを記録して、自分の頭の中からは吐き出したいと思います。
--------------------------------回想はじまり-------------------------
2021/1/23(土)
今日から妻は、東京へ一泊二日の旅。
世の中は緊急事態宣言発令中で、移動自粛のなか、
鴨頭明子さん主宰の自分塾の最終回ということで、予定どおり東京へ。
本当は私の両親や周りにも伝えたいけど、
感染を怖がる人もいるため、偽装工作をしながら東京へ行きました。
なんだか罪悪感。
私達大人はいいけど、子供たちに対して嘘をつかせている(ママは実家に行っています言ってね)
とのことに対して、すごく罪悪感を感じました。
-------------------------------回想おわり---------------------------
3年前は、本当に生きづらい、制限の多い状態でしたね。
2024年3月の今は、喉元過ぎればなんとやらの状態。
当時は、空港や飛行機もガラガラ。
移動するにしても、熱のチェックとか、PCR検査が必須だったりと前準備も大変だし、
知識の偏りにより、必要以上に心配する人が沢山居たように思います。
この時の対応も、結果的に家族を不安にさせたくないとの「善意からの嘘」を付きましたが、
私はこの「嘘」をつくことが、良くも悪くもヘタクソなんです。
どうしても、自分の中の良心が嘘に対してメンタルブロックを発動していました。
おそらくですが、小さいことの「親からの教え」が深層心理に大きく影響していると思います。
「子どもは親の背中を見て育つ」というのは、心理学的に「モデリング」と言われており、
子供の成長に際して、親の考え方や言動はとても大きな範囲に影響します。
私の場合は、嘘がつけない=良いように言えば馬鹿正直の性格で、
社会人になり始めの時はとても苦労しました。
仲間と話すときの「冗談の嘘」は、全然抵抗がないのに、
仕事や社会的な活動における「嘘=人間関係を潤滑にするために必要な嘘」が付けなかった。
例えば、保険に入る際、
少しだけ足の親指に違和感があっただけのことを、わざわざ馬鹿正直に申告して、
通常の手続きで保険に入れなかったり、
(その後、数日で治ったが、病院を受診して診断書を作成してもらい、やっと保険に入れたり)
おべんちゃらを言うことができなかったりと、会社の先輩からも
「あなたは本当に不器用ね」と言われたりしていました。
現在は、大人になったのかなぁ(笑)。
必要な嘘はバンバン付けますね!
(良い・悪いは置いておいて!)
相手を思うため、安心させるためのの必要な嘘に限りますが、
「アンラーニング」と言われる、元の信念やルーティンをいったん棄却し、
新しい考え方やスタイルを取り入れることができたから、現在があると思います。
重複しますが、嘘には良い・悪いの二極だけでなく、
グレーな範囲が沢山あると言うことを
社会人になって経験し、学んだということですね。
あなたは、社会人になって捨てたことや、新しく学んだことはありますか?
続く。